遺言書を残しておくことで、家族に起きる様々なトラブルを回避することができます。

無効にならないように知っておきたい遺言書の書き方

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遺言書は何の為にあるのか?

 

遺言書は、自分がいなくなった後に、自分の遺産を自分の希望するように処分されるために作成するものです。

 

遺産相続と遺言書は非常に繋がりが深いものなので、この2つをセットとして考えても良いと思います。

 

家族に不安や問題を抱えさせたくない、自分の気持ちを最後に伝えたい、と誰もが思うはずです。

 

遺言書の内容は、民法で定められている遺産分割の規定よりも優先されるため、遺言書を作成しておけば遺産の相続をスムーズに進めることができ、相続人の間で問題が起こらないようにしてくれます。

 

どういう場合であっても、遺言書があるに越したことはありませんが、下記項目に該当する場合は、遺産相続や分割方法が複雑になり、親族間で問題が生じてしまう恐れがあるので、遺産の分割に当たっては遺言書の有無が重要なポイントになります。

 

  • 子供がいない夫婦の場合
  • 子供が何人かいるが、子供たちの仲が悪い場合
  • 行方不明の推定相続人がいる場合
  • 個人事業主
  • 内縁の妻がいる場合
  • 再婚して前妻との間の子供がいる場合
  • 身体障害のある子供がいる場合
  • 息子の妻に介護を受けている場合
  • 孫にも遺産を分け与えたい場合
  • 相続人がいない場合

 

遺言は、死を前に書き残すものというよりも、まだ体も思考力や判断力がしっかりとしているうちに作成するのが理想的です。

 

民法961条では遺言は満15歳以上になれば、誰でも作成できると定められています。

 

病気になり、体が衰えてしまったり、老齢化して判断力が無くなったりするというだけではなく、不慮の事故で突然命を失うということもあるからです。

 

また遺言は、遺言者自身が遺言作成後に家族の状況が変化するなどして内容を変えたくなった際には、訂正したり、取り消しにしたりすることも可能です。

 

また死後に何通かの遺言が発見された場合には、最も新しい遺言書が効力を持ちます。

 

>>遺言書によく書かれている内容はこちら

 

 

 

遺言書があることで防げる様々なトラブル

 

遺言書が正しく残されていれば、遺産の分割のことで親族間での問題を事前に防ぐことができます。

 

  • 子供のいない夫婦で、夫婦の一方が亡くなった場合には、配偶者と、故人の親兄弟が相続人になるのですが、遺言書がない場合には、民法で定められている遺産分割の割合である、配偶者に3/4、親兄弟に1/4という法定相続分が決められます。
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  • 兄弟のうちに死亡している人がいた場合には、その子供も代襲相続人の権利を持つことになるので、分割はますます煩雑になります。
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  • すべての資産を配偶者に残したい場合には、その旨を書き記した遺言書が必要です。
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  • また、子供たちの関係があまり良くないような場合、または子供たちのうちの一人が親と同居して介護などをしていた場合には、遺産分割で争いになる恐れがあります。親が亡くなったことをきっかけにますます兄弟仲が悪くなるような事態を避けるためにも、子供たちが親の死をきっかけに仲良くなれるような内容の遺言書を作成することが理想的です。
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  • 行方不明の推定相続人がいる場合もトラブルの原因になります。行方不明で連絡が取れないため、遺産分割協議ができず、遺産に手を付けられない状態になってしまうこともあるので、遺言書を作成し、遺言執行者によって遺産分割ができるようにしておく必要があります。
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  • 個人事業者の場合には、事業用資産を後継者に相続させなくてはなりません。後継者が家族とは限らないので、事業用資産は後継者に、その他の資産は家族にというように分割方法を明確にした遺言書を作っておく必要があります。

 

このように、色々な状況において遺言書は財産・家族・大切な人を守ることができる最期のメッセージとなります。

 

特に、莫大な資産を持っている方は、「自分にはまだ早い」と思っていても、いつ何が起こるかわからないので、考え始めた時に用意をしておくことが重要です。

 

逆に、膨大な借金がある方は、家族に迷惑をかけないためにも、生前までに借金の整理をしておきましょう。

 

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遺言書を書くことはは、相続のことで家族を困らせないために非常に重要なことなのです。

 

>>遺言書はどこに保存すればいい?